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入院の決意
2014年03月10日 (月) | 編集 |
それから数週間、カウンセリングを週に1回程度受けて、たまに診察も受けるという日が続いた。
カウンセリングで話をすると心は少しスッキリするものの、摂食症状が治っていく気配は全くない。
体重は相変わらず自己最低を記録したまま、31キロ~32キロの間を行ったり来たりしていた。

病院に行く決心をするのに、それなりに時間も勇気も必要だったはずなのに。
この苦しい状態が少しでも楽になるかもしれない、という期待だってあったのに。
病院は病気を治すところじゃないの?私、ちっとも良くならない。
食事は相変わらず怖いまま。
体力も明らかに落ちてきて、イギリスどころか、大学までの道のりがやけに長くて辛い。

なにより、食事をすることに、もう疲れた。
毎回毎回、カロリーを気にしながらお皿の前で葛藤することに、疲れた。
もう止めてしまいたい。
心がグッタリと疲れた。

「お母さん、私、もう疲れた」
そういう私に、
「そうかね…」
と電話越しに答えて、そのまま何も言えずにいるお母さん。
あまり弱々しい声を出すと心配させてしまうから、「自分で頑張らないといけないのに、どうしても食事量が増やせないの」と付け加えた。
本当は、最初の一言をただ言いたかっただけ。自分がこんなに疲れていることを、ただ知って欲しかっただけ。
「やっぱり、自力で色々と食べ始めるのは無理じゃないかね。食べるのが怖いんでしょう?」
お母さんが遠回しに入院の話を持ち出そうとしているのが分かった。
「…食べることそのものっていうより、食べた後の結果が怖いんだよね。そんなことあり得ないって理解していても、食べた分がそのまま翌日にはお肉になって体に付くような恐怖に駆られるの」
そう言いながら、もし仮に入院したとして、食べた翌日に恐れていたような事態が起こった時、発狂しそうになったら先生や看護婦さんがなんとかしてくれるかもしれない、という考えが脳裏を横切った。
「もし仮に…」
つい、脳裏に横切った考えをそのまま口に出してしまった。
「…入院したとして、普通に食事をしたとして、その翌日にお肉がいっぱい体中に付いちゃって発狂しそうになったら、先生がなんとかしてくれるかな」

お母さんは「それは分からないけど、患者に何かあって何も処置をしないっていうことはないと思う」と言った。
そんなことはあり得ないよ、とは言わなかった。
そう話しているうち、数日だけ入院して、試しに普通と同じほど食事をしてみるのはいい考えかもしれない、と思い始めた。
だって、頭では理解しているんだもの、食べた翌日にいきなり太ることはないってことを。
ただ怖くて、食べる勇気がないだけ。
何週間も入院するのは嫌だけど、数日間だけなら…。

私は本気で治したいと思っているんだもん。
いきなり普通と同じ量食べるのは怖くて無理だけど、少しずつ自分で食事量を増やしていって、点滴なんかじゃなく、食事で体重を増やしていきたい。
どうせいずれ点滴をされることになるなら、その前に一度くらい、食べた後自分がどうなるのか試してみてもいいんじゃないだろうか?

突然湧いてきたこの考えを早速お母さんに伝えると、次の診察の時に入院してみたいと先生に伝えてみたらどう?と言ってくれた。
もしかすると、食事量を増やす良いきっかけになるかもしれない。
ちょっとくらい多く食べたからってすぐに太り始めるわけじゃないと体験すれば、量を増やすのが精神的にずっと楽になるはず。
次の診察の時、先生に必ず入院のことを聞こう、と決めた。



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