初めてのカウンセリング2
2014年03月06日 (木) | 編集 |
カウンセリングの後、診察室前の椅子で待っていると、少ししてまた私の名前が呼ばれた。
今日はカウンセリングだけだと思っていたけど? と思って診察室の中に入ると、前回診察してくれた医師がいて、私に座るように促した。

「カウンセリングはどうでしたか?」
そう聞かれて、「えっと…まだ1回目なので、よく分かりません」と答えた。
もし問題なければ、今後もカウンセリングを続けながら様子をみましょう、と言われて、「分かりました」と頷いた。
実際のところ、カウンセリングでは慰めの言葉みたいなものを言ってくれて嬉しかったし、今まで誰にも打ち明けることが出来なかったことだったから、第三者に話すことが出来てスッキリできた。
でも、それだけ。
特に食事に対するアドバイスをくれたわけでもないし、どうすれば克服できるのか、具体的なアドバイスは今回何もなかった。
あの様子だと、次回もその次も、私の摂食症状そのものに対する克服方法みたいなアドバイスは、無いと思ったほうがいいかもしれない。
このままカウンセリングを続けることに多少の疑問を感じながらも、とりあえずその場は今後も受けるという方向で話を進めておくことにした。

その後、診察は2~3回のカウンセリングにつき1回というペースで進めると言われ、診察では体重測定やその他の体の異常を相談するってことで話が進んだ。

家に帰って、さっそくその日のカウンセリングの様子をお母さんに電話で報告した。
期待と違って、具体的な克服方法の話は出なかったということを。
「やっぱり、食事に関しては自分でなんとかしていくしかないみたい」そう言うと、「そうだけど、なんとか出来ないから病院へ行くことにしたんでしょ? やっぱり先生に勧められた通り、一度入院してみたら?」
お母さんは、数か月先に迫ったイギリス留学の心配をしていた。
「このままじゃ、行っても体力が持たないよ。向こうに行って倒れても、日本じゃないから何もできないでしょうが」
もし入院が嫌なら、定期的に病院で点滴を打ってもらうだけでも違うんじゃない? というお母さんに、「点滴は嫌だ」と言って電話を切った。

入院なんて、とんでもない。
入院したら、絶対に太ってしまう。
点滴をして、無理やり食べさせられて、強制的に太らされてしまうに違いない。
体だけ太ったって、食事に対するこの恐怖心はどうすればいいの?
この恐怖心が無くならない限り、私は一生このまま苦しまないといけない。
点滴だって一緒。栄養が体に入るっていうことは、太ってしまうってこと。
あんな液体で太らされるなんて、とんでもない。
どうせ太るなら、好きなものを食べて太りたい。

電話を切った後は、そんな思いが悶々と頭を巡った。
と同時に、やっぱりカウンセリングもあまり役に立ちそうになかった、と悲しくなった。
期待せずにおこうと決めておきながら、やっぱり心のどこかで何かを期待していたんだと思う。
そりゃそうだ。この苦しみから助け出してくれるなら、別に悪魔だって構わなかったんだから。

こうして1週間に1度、カウンセリングを受けることになった。
大学生活は、相変わらず真面目に過ごす日々が続いた。
毎日通う徒歩通学が、日に日に辛くなっていった。
恐らく急激に痩せていったのは帰国してすぐの頃までで、そこから先は痩せようにもガリガリで、なんとか体重を維持している状態だというのに、体力が圧倒的に落ちてきたのはガリガリになってしまってからだった。
もしかすると、体力も急降下していたはずなのに、単に気付かなかっただけかもしれない。
あの時ダンスを踊れたのも、何キロも歩けたのも、体力が低下していなかったからじゃなくて、単に体が辛かったことに気付かなかっただけなのかも。
どんどん落ちていく体力に、不安がだんだん強くなっていった。


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