過食期に少しずつ薄れていくこだわり2
2014年10月21日 (火) | 編集 |
前回書いた内容に加えて、過食期に特に変わったことは、食べ物以外のことを考えることができる割合が増えてきたってこと。

それまでは寝ても覚めても食べ物が頭の9割を占めていて、映画を観ても集中できないし、大好きな漫画を読むのも20分程度が限界だった。
とにかく常に疲れていて、重症な時は過活動もできず、じっとしていたような気がする。
映画も漫画も興味自体が薄れて、何も楽しみが無かったような状態。

食べ始めてからは漫画を読める時間が長くなったけど、意識はすぐに食べ物のことに向かって、楽しめるって状態からは程遠かった。
こんな状態でよく大学生活を送ったな、と思う。

過食が始まると、体力がどんどん付いてくるから集中できるようになったし、「過食衝動をなんとかして抑えたい」と必死で、食べ物以外のことを考えようと躍起になった。
人間の体って不思議なもので、体力が回復してくると脳にもちゃんと変化が起こって、生命活動維持以外のことも考えられるようになるんだね。

本を読んで楽しむことができるようになってきたし、
ネットで動画を長時間見ることもできるようになったし、
「何かしよう」っていう気分になることができる日がどんどん増えていった。

お腹が空き始めると相変わらず食べ物のことしか考えることができなくて、集中力は一気に減少。
一分一秒でも早く何か口にしたくて、何も頭に入らない。
そういう状態になるまでお腹を空かせてしまうと過食がひどくなることが多かったから、お腹が空き始めると何かを口にするようになった。
最初は間食に抵抗があって、お腹が極限に空くまで何も食べないっていう状態になってしまうことが多かったけど、その後の過食が本当に激しくて、何度も苦しい思いをして、徐々に間食へのためらいを弱めていった。

最初は横にもなれないほど苦しくなるまで詰め込んでしまっていた過食も、何度か目を白黒するほど苦しい思いをした後は、なるべくそういう状態だけは避けたいと努力するようになった。
すると、過食の後で「かなり苦しいけれど動くことはできる」という状態のときは、物事にかなり集中できるようになった。
これも、最初のうちは過食してしまったショックでパニックになって集中どころじゃなかったけれど、何度か過食を経験するうち、「過食はどうやっても避けられないから、後悔に浸って食べ物のことばっかり考えるのは止めて、何か違うことを考えよう」と思うように。

もう、食べ物にばっかり振り回されるのは終わりにしたい。

何度もそう思ってきたけれど、どうやっても頭の中から取り除くことができなかった食べ物への欲求。
それが、ほんの短時間だけど薄れる。
他の事を考えることができる。
後悔にさえ時間を使わなければ。

全く後悔しないというのは難しかったけれど、後悔しつつも「次はこんなに苦しくなるまで過食しない!」と強く誓って、その後は食べ物以外のことを考える。
そうできるようになってきた。
もちろん、何度強く誓っても過食がゼロになることはなかったけれど、少なくとも別のことに意識を向ける区切りにはなった。

こうして、過食に悩まされながら、少しずつ少しずつ、食べ物以外のことに意識を向ける時間が増えて言った。

他にも、人から勧められる食べ物を口にできるようになった。
「これあげる」
前はそう言われるのが何よりも苦痛だった。
でもこの頃は、渡されたものを「ありがとう」と受け取ると、その場で口にすることができた。
前は受け取ることすら拒否していたけれど、スッと受け取ることができる自分の変化が嬉しかった。

毎日過食で辛い思いをしながらも、これまでにないほど変化が激しく起こった時期。
過食は量・頻度は徐々に少なくなっていくものの、パッタリと急に無くなるということはないまま。
「いつになったら無くなるんだろう」という不安を抱えたまま、時間が経過していった。


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コメント
この記事へのコメント
食べ物のことで頭がいっぱい、つらかったです。
今も食べ物のことで大半んを占めています。

2014/10/21(Tue) 16:54 | URL  | 黒猫 #-[ 編集]
黒猫さん
黒猫さん、よく頑張ってるよ。
きっと以前のほうが、食べている今より辛かったはず。
もちろん、過食のある今だって辛いけど、きっと全く別物の辛さのはず。
回復に向かうための道のりだから、きっと状況は良くなると信じてね!
2014/10/22(Wed) 13:17 | URL  | 瑠花 #-[ 編集]
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