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罪悪感との戦い
2014年06月05日 (木) | 編集 |
入院へ向けた、食事量を増やす努力。
それは、毎日が罪悪感との戦いだった。

食事をするたび、必ずやって来る罪悪感。
「ああ、あんなに食べてしまった」
「さっきので何カロリーくらいだっただろう?」
「お昼あんなに食べちゃったから、夜は少なめに食べないと」
ほんの僅かだけど、自分自身で量を増やしたというのに、その後数時間は不安で不安でたまらなかった。
お昼に量を増やして、夕食も量を増やした日には、不安感が付きまとって寝付けなかった。

罪悪感に襲われるたび、「回復して留学する為」と呪文のように何度も自分に言い聞かせた。
同じように、「食べることは健康になること」「悪いことは何もしていない」と何度も頭の中で繰り返した。
四六時中食べ物のことが頭から離れないのが本当に辛くて、何とかして他の事を考えて気を紛らわそうと必死だった。

摂食障害と診断される前、痩せていくにつれ苛立ちやすくなっていった私。
食事量を増やしたことで精神的に不安定になり、更に苛立ちやすくなった。
時には、食事時間が少しずれただけで、癇癪を起こすこともあった。
「今食べないなら、もう食事はしない!」
そう言ってお母さんを困らせることは多々あった。

お母さんは、私に一箸でも多く食べさせようと必死だった。
翌日が仕事の休日になると、決まって「明日はどこへ行きたい?何しようか」と言って、休日には私を連れて出かけた。
一緒に行った所はいわゆる観光地が多く、県内とはいえ、時には片道3時間以上かけて運転してくれた。
お母さんの一番の目的は、観光地で私が食事を楽しむことだった。
色んな場所で名産品や普段と違う食事をすれば、気も紛れて、食事に対する罪悪感も少しは和らぐんじゃないかと考えていたらしい。
確かに効果はあって、家で食事をするよりは「食べよう」という気持ちになった。
この頃、食事の時間は苦痛以外の何者でもなかったけれど、それでもお母さんと出かけることを秘かに楽しみにしていた。
たとえ食事の時間が待っているとしても。
観光地へ出かけて食事が終わると、その後観光地で遊んだり美術館へ立ち寄ってみたり、食べてしまったことを考えないように気を配ってくれたお母さん。
帰りの車の中ではやっぱり罪悪感に苛まれ、お母さんに酷く当たってしまうこともよくあった。

闘病を始めたばかりの頃、家では自分で用意した物しか怖くて口に出来なかったけど、だんだん既製品のお惣菜にも箸を運ぶことができるようになっていた。量は少なかったけれど。
出かけては食事をしていた効果だったのかもしれない。
お母さんは、私と一緒にスーパーへ買い物に行って、「何が欲しい?食べられそうなものを買おう」と言ってくれることもあった。
一緒に行かない日は、私が好みそうなお刺身やウナギ、野菜物を買ってきてくれた。
連日ウナギだったこともあった。
ウナギは私の大好物だったけど、当時は食べても1センチ幅を2切れか3切れだった。
決して安くは無いウナギを毎日買ってきて、「一箸でも多く食べて欲しい」と言うお母さん。
お母さんも、きっと色々と悩みながら真剣に闘病に付き添ってくれていたんだと思う。


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コメント
この記事へのコメント
初めまして!!
自分も摂食障害です。
今までの記事読ませていただきました。
納得することが多々。
自分って病気なんだなってつくづく感じました。
自分は、約2年間入院生活をして、治しました。
治したというよりも体重を増やしたってことですけどね><
また、遊びに来ます。
2014/06/06(Fri) 15:38 | URL  | 黒猫 #-[ 編集]
黒猫さん
こんにちは!
2年間の入院生活、辛いことも沢山あったよね。
私は怖すぎてたったの3日だけだったから、黒猫さんは凄くよく耐えたな、と思うよ。
「病気」っていう自覚ができるまでは、苦しいんだけど何故こんなに苦しんでいるのかよく分かっていなくて、それはそれで辛いよね。

コメントありがとう!
また是非来て、気軽にコメント残してね♪
2014/06/09(Mon) 09:24 | URL  | 瑠花 #-[ 編集]
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